NIPTだけでいいのかな
さて、NIPTの予約をしてから実際の検査までは2週間の時間があり、他に何かできることはないかと考えていました。
私のかかりつけの産院では外部の専門医による胎児エコー外来を受けることができることをこの間に知りました。
胎児ドッグとも呼ばれている超音波の精密検査で、費用はNIPT等に比べると良心的です。
通常の妊婦検診に比べ、より詳しく胎児の様子を見てくれるとのことで、心臓の動きや頭、顔、手足、臓器など出来ているパーツに異常がないかどうか確認できるそうです。
NIPTは3種の染色体異常しかわからないので、他の病気や異常も見つけることができるこの胎児エコー外来はタイミングが合えば是非受けたいと思いました。
そう、タイミングが本当に難しい。それぞれの検査には適した週数がありますが、全て受けようとすると時間の調整が難儀であったりします。
胎児エコー外来については、私が知ったときには時既に遅しでして、初期の検査に適した週数が12〜13週のため予約を取り損ねてしまいました。
同様の検査は中期もありますが、20週以降になるので16週から受けられる羊水検査の方が早いスケジュールになります。
20週以降となると、中期中絶に間に合わない可能性があるので、妊娠継続可否を検討するために受ける検査としては難しいなと思いました。
NIPT、絨毛検査、胎児ドッグ、羊水検査…これらをタイミングよくスムーズに受けることは非常に難しいと思いますし、費用もかなりかかります。
検査を受ける意義は、自分たちが何を知りたいか、確かめたいかに掛かっています。
赤ちゃんに何らかの異常がわかったとき、どうしたいのかを事前に夫婦で話し合っておくことが最も大切なことで、それができていれば段取りも上手く進めることができると思います。
偉そうに書いていますが、私は焦ってしまい、段取りは上手くできませんでした。異常があれば妊娠継続は諦めると夫婦で決めていましたが、結局のところ何の検査がその結論を出してくれるのか、よくわかりませんでした。
はっきりしているのは、これから受ける検査で3種の染色体異常かどうかを調べられるということだけです。
ではこの3種が陰性ならそれでいいのかというとそうではなく…モヤモヤしたまま進むしかありません。